国際経営戦略研究所公式ブログ

国際経営戦略研究所公式ブログです。当研究所では、社会科学から不動産・文化・教育に至るまで幅広い研究を行っています。

地方自治体の調査<主たる項目編>

 地方自治体の調査のフレームワークについてのお話です。地方自治体の調査といってもあまりにも漠然としています。そこで、「知りたい分野」と「マクロ的な視点」の2つに絞って書いていきたいと考えています。

 

 知りたい分野を今回は、広島県の産業政策、とりわけ、企業誘致政策を中心にしたいと考えています。まずは、その前にマクロ的な視点、全般的な調査を示す必要があります。一般的な情報を網羅しているのが、『県勢』です。

 

 さて、ここでは、調査対象である広島県が出している下記を参照してみたいと思います。

www.pref.hiroshima.lg.jp

 

ここでの項目は次の通りです。

 

1位置・自然 (PDFファイル)(208KB)

 人口/世帯 (PDFファイル)(619KB)

県民経済 (PDFファイル)(81KB)

財政 (PDFファイル)(491KB)

5企業活動/農業/林業・水産業 (PDFファイル)(705KB)

鉱工業/観光客数の推移/国際関係/運輸 (PDFファイル)(752KB)

7保健/医療/商業/金融/貿易/労働 (PDFファイル)(660KB)

物価/住宅/家計 (PDFファイル)(608KB)

社会福祉/教育/文化 (PDFファイル)(564KB)

10環境/災害 (PDFファイル)(454KB)

 

 なお、上記は広島県が採用しているものです。

 総務省統計局によれば、各要素は次のように分解できます。この記事では、下記を「基本要素」といいます。

 

1.国土・気象

2.人口

3.労働・賃金

4.国民経済計算

5.企業活動

6.農林水産業

7.製造業

8.エネルギー・水

9.運輸

10物価・地価

11.住宅

12.教育

13.環境

14.災害・事故

 

調査では、産業政策の企業誘致政策が主たる対象ですのでこちらにフォーカスを当てます。情報源は一次情報である広島県のホームページを中心にします。

 

 

 

 

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口座種別:普通預金

口座番号:3202506

 

シヤ)コクサイケイエイセンリャクケンキュウジョ

 

(一社)国際経営戦略研究所

第1回共通テストの分析ー問う能力・意味とその妥当性ー

 共通テストの問題を解説しても無意味(予備校関係者がやってる)なので、私が理解できる英語、国語、社会ですのでその範囲においてです

 共通テストの問題を解説しても無意味ゆえ、①問う能力は何か②そもそも問うている能力は妥当なのか②問うている能力を正確に試せているのか?の3点に絞りブログに書いてみたい。

 

 なお、一言断りをいれますと、この記事の執筆者は教育の専門家ではありません。

 

 文科省の資料と今後の世界の情勢を踏まえて書いていきます。

 

 

 

スポーツ経営について(要約のみ)

´スポーツクラブの現状を1章で、新しい戦略を2章で、総合型スポーツクラブの戦略を3章で、貴事業者の分析を4章で、貴事業者の取るべき方策を5章で示し、Withコロナ時代の戦略を6章で示し、最後にそれらを総合的に考慮して、結論を示すという構成であり、1章から結論までを上記の順に従って示す。

´外部環境は新型コロナウイルス感染症(以下、「同感染症」という。)以前にあっては、「追い風」であり、東京オリンピックパラリンピック(以下、「東京五輪」という。)は延期になったが、拡大する市場潜在的な需要をどう呼び込むかが鍵となる。サッカースクールから、総合型スポーツクラブの各スポーツの種目の特性を活かしつつ、有機的に運営し、相乗効果を狙うというのが基本的な戦略である。

´感染症対策としては、パーソナル・トレーニング(個人体育家庭教師)や動画を用いたサービスが今後の事業遂行にあっても重要であるといえる。現状では、極めて厳しい状況であるため、資金繰り等により、手持ちのキャッシュを確保する必要がある。

´展望としては、国、地域、企業、国民共にスポーツに対する潜在的な需要はあるがどう掘り起こすかが重要であり、どのようなスポーツの志向があるかを把握する必要がある。また、求めるスポーツの多様さに対応できる事業者が生き残り、より成長していくと予想する。きっかけとして、東京五輪は極めて大きいが、東京五輪はきっかけに過ぎず、長期的に需要が拡大していく点が重要である。

´貴事業者の分析を通じ、内部環境:強み(ネットワーク)、弱み(財務基盤)と外部環境機会・脅威を把握し、解決策を示した。

´貴事業者がとるべき方策は一言でいえば以下のとおりである。とるべき方策としては、サッカー事業自体のメニューの多様化及びサッカー以外の事業の相互作用による好循環サイクルを回していくということである。  

´なお、各章ごとに章に入る前にまとめを行っている。

 

´1独自の立ち位置を確保すること(価格競争を避けることができる)

´2集客等において、貴事業者や地域への貢献、イベントの開催等を活かすこと

´3サッカー事業と他のスポーツ事業の好循環サイクルを築き上げること。また、サッカー事業にあっては、多様なニーズに対応できるように、景品等も使った体験会も利用すること